いま世間を一番賑わしているであろうニュースは、
米国大統領の発する「相互関税」なのかもしれない。
または、日本政府が模索している現金給付や減税、商品券などの配布案。
これらの案では国会内、党内でも意見がわかれているらしい。
大きな変化には、意見の衝突は必ずおきます。
当然の結果でしょう。
ただし、減税や現金給付案は、夏の参議院選挙を控えたリップサービスと
とられておかしくないです。もし、そうなら現在考えられている案では足りない。
参議院選挙前に、「消費税撤廃、所得税減免(-50%)、増税は景気が上がるまでしない」
また、与党の裏金問題も裏金で入手した額を調査し、国に返還してください。
返還の際は、追徴課税なども貸してください。本来あるべき収入に対しての税金分です。
これらをきちんと選挙前にするなら、僕は現在の政権側に票を入れると思います。
他の人は、これでも与党側が許せないかもしれませんが、
愚策を30年繰り返し裏金を肥やしたつけを払わず選挙を行えば、
上記のことらをしないよりは悪い結果でしょう。
米国大統領の打ち出した「相互関税」問題は、日本には良きチャンスです。
この関税問題にも、自国民を助けようとする税の減免および撤廃は、
交渉は優位に働くと思います。
無意味
いまだに「財務省解体デモ」は全国で行われています。
このデモに関し、多くの著名人が批判したり、養護したりと、
意見が別れていましたが、「デモは無意味」というのはおかしな発言だと思っていました。
というのも、人間の行動すべてに僕は無意味なことはないと考えています。
例:ゲームすること、ニートでいること、ギャンブルをすること
各個人の自由であり、「行ったこと」は何であれ、その人達の人生の経験になります。
これが人に危害を加えるようなものであれば、
それは良くないことですし、罰せられるべきです。
しかし、意見の主張程度のものであれば、これは国民の権利であるのだから、
まったく無意味ではないと思います。
まぁ否定する側も「主張」なので、これを否定はできませんが(笑)
僕は、財務省解体デモなどで、「選挙に絶対行こう」と思いました。
それと、自分が今まで政治に無頓着だったことを恥じました。
金融リテラシーのなさ
この「リテラシーのなさ」という表現が、僕個人はあまり好きじゃないです。
というのも、「ITリテラシー」の欠如など、業務委託で1ヶ月働いた職場で、
特定の人間向けに陰口を煽る、隠れリーダーさんが発言していたからです。
人の陰口を叩くような人には、
コミュニケーションリテラシーのない人間が偉そうなことを言うな。
と、思ってしまいます。
話を戻します。
いま「金融リテラシー」のないというのは、先に上げた「現金給付」や「商品券給付」です。
このどれも費用がたくさんかかります。
一番儲かるのは、発言する党でしょうが、そのお零れをもらう下請け企業もです。
いい例に、コロナ禍で行われた様々な給付金制度では、
派遣会社の求人は、給付金関係の募集が多かったです。
時給も仕事の内容からすると、一般市場の時給よりも1.5倍以上だったと記憶してます。
僕も応募したかったのですが、当時、JAに転職したてで、
短期仕事でやめたくない。と思って就業はしませんでした。
ただ、このとき、友人に紹介して、この友人は給付金の仕事をはじめました。
仕事の内容
仕事は、ほぼ寝て過ごしたそうです。
仕事量に対し、人が多すぎて、仕事がなかったそうです。
夜勤での勤務だったと思うので、早上がりがあったかは忘れましたが、
ラクラクなお仕事だったことは限りがありません。
ちなみに、3ヶ月弱の仕事で100万以上にはなっていたかと思います。
この友人が働いてた仕事は時給1,150円程度の仕事だったので、
給付金関連の仕事で得られる報酬は、前職の6ヶ月分に相当します。
これくらい税金が無駄につかわれているんです。
ましてや商品券なんてことにしたら、商品券の製造コストまで発生します。
恐ろしい金銭感覚です。
一時的ではない給付金が良いです。
物価上昇は今後も続く可能性が高いです。
これも30年間の愚策のツケであること、その間政権を握った党は認めてください。
気になる
最近、すこし気になることがあります。
それは年金についてです。
年金は国民や企業から集めた年金保険料として扱われます。
運用しているのは「国民年金基金連合会」から運用を受託された機関が行うそうです。
この年金を原資としたお金での運用益はいくらあるかです。
※年金制度をよく知らべていないので、問題提起的な視点で適当に書いてます。
年金制度は1961年から始まっていて、過去の運用益から給付される仕組みだと思うので、
「現役世代の負担」という表現は正しくないのでは?と思います。
さらに、現在の支給額ですが、40年も前倒しで徴収している保険料なので、
元本割れリスクは愚か、収めた保険料は数倍になっているべきだと思います。
例えばですが、年金を毎月20,000円収めたとします。
※式を簡単にするのに保険料を一律にしてます。
40年で収めた金額は、960万になります。
こちらを年利6%(複利)で運用すれば、40年後には 34,814,030円になります。
実におかしいことです。
年利何%で運用されているかわかりませんが、再投資(複利効果)している限り、
これくらいになります。さらに5年運用すれば 51,058,443円になります。
4%ルールに当てはめると、65歳時点では、
元本に対しての4%は200万ほどになります。
つまり、年金で収めた額の元本は目減りせず、200万を生み出せる計算です。
200万だと、突き当り17万の支給額なので、かなり多めです。
現在、これだけの年金額をもらっている方は、
収めていた年金の額は20,000円より遥かに多いと思います。
実際、年金で運用されている資産の中には、債券が半分くらい含まれています。
そのせいで、利回りが悪いのかもしれませんが、機関投資家が運用しているので、
それなりの利回りが出ていることは確かでしょう。
騙されていた
年金制度の破綻は近い・・・と勝手に思い込んでいました。
しかし、視点を変えて考えてみると、「騙されていた」のではないかと思いました。
25年運用すると、元本割れリスクはほぼなくなるのが投資の世界では常識です。
年金制度が始まったのは1961年ですが、制定当初に問題になっていたのは、
資金の運用先だそうです。運用先に困り、使ってしまったのでしょうか。
制定当初の関係者が本当に残した文書が確かだから、
運用益はほとんどなく、負担を現役世代にしている可能性がありそうです。
「消えた年金問題」なども過去にありましたし、
国を含め信用できるものは何も無いという時代が来たのではないでしょうか。
さて、デイトレの準備をします。 8:02