考え事 : 社会復帰④

ホームレスでの生活を20年以上続けてきた友人の話の続編になります。

この友人の手伝いをはじめて2カ月以上経ちました。

打ち合わせ時の費用と経費の一部しかもらっていないので、ほぼボランティア活動になります。

あっこの活動も失業給付を受ける際に報告が必要になるの今思い出しました。

…やっぱり、昨年中に決着したかったですが、無理でした。

では、記事を書いていきます。

検討案

この友人にいま提案しているのは「賃貸物件」と「中古物件の購入」の二つです。

賃貸物件

こちらの案の問題は、友人には親族がいないため保証人を立てれないところです。

また保証人(身元引受人)を代行してくれるような会社もあります。※住宅支援法人

ただし、このような法人を使うと初期費用で50万から80万かかります。
また、月額費用も1万円以上かかるため、現実的ではありません。

ホームレスから社会復帰をするのはとても難しいようです。
この点、今回調査して行政の制度に関してがっかりしました。
※外国よりは良いのかもしれませんが、日本人なので外国は比較対象にありません。

なので、賃貸物件が現実的ではないので、次の中古物件の購入案を考えました。

中古物件の購入

中古物件の購入は、年齢制限もないし、保証人を立てる必要もないのでお金払えばおしまいです。

しかし、都心で物件購入を数百万でするのは無理なので地方で探す必要があります。

戸建ての場合

場所は茨城で数件よさそうなものがありました。

その中で一番よさそうな物件を問合せしました。

値段は180万円程度ですが、駅から徒歩10分以内で土地60坪は魅力です。
しかも角地で3方向道路に面する物件です。

難点は地方過ぎて、電車も1時間に一本しかないようです。
また、建物はとても住める状態ではないので、建て直しが必要な物件といっていました。

解体込だと280万円と言っていました。
本人に話したところ、興味を持っていました。

マンションの場合

戸建てでいくつか見ていく中で、200万くらいの物件ではとても住める状態にないので、マンションを探してみました。

本人の希望をくみ取ると…温泉街にあるマンション良いのでは?と考え、探してみると…ありました。

物件の種類は「リゾートマンション」となるようです。

部屋は広めの1LDKで大浴場もあるホテルのような物件がありました。
物件価格は98万円。

【SUUMO】ハイクレスト草津アーバンリゾート壱番館 中古マンション物件情報

内覧

本人に聞いたところ、できれば賃貸が良いとのことで賃貸に的を絞りましたが、そもそも身元引受人問題があり、なかなか前に進めません。

そんなとこ、一件、よさそうな物件を友人の就業先近くで見つけ、
本日、内覧予約をとりました。

この物件を管理している不動産屋は、今は縁を切った友人が話していたのを記憶しています。

この縁をきった友人(以降 Sさん)は、元銀行員なのですが、
付き合えば付き合うほど、いい加減な人間で、特にお金にだらしないです。

最近のニュースのメガバンクの行員が貸金庫から窃盗した事件でもそうですが、
金融機関にいる人間がみんなお金にしっかりしているわけではなさそうです。

で、このSさんから無理な注文を聞いていた不動産屋さんなので、
融通が利くのでは?と思い連絡しました。

話を戻します。

この不動産屋さんでは、先行予約という機能があるようで、費用もかかわらず、予約ができるそうです。それならやるっきゃないと即申し込もうとしました。

しかし、その際に、本人の確認書類が必要になるのですが、
本人に何度電話してもつながらず断念していたところに、不動産屋に相談すると…

「本人確認書類は白紙でも大丈夫です」という一言。

まぁ契約時にきちんとした書類を提出するので問題ないのでしょうが、
自社管理物件だからできる融通の利くのでしょうね。

というわけで、明日に内覧することになりました。

先行予約して内覧の案内なので、保証会社の審査は通ったと思うのですが…
明日話を聞くまで確定できませんが…そろそろ決着付けたいです。

賃貸のあとに控えるタスク

賃貸物件が見つかっても、まだまだあるお仕事があります。

マイナンバーの申請は現在しているので、このタスクは発行待ちです。

次は銀行カードの再発行手続き、携帯電話の契約などなど。

上記がすべて終わって、この案件は終了です。

2カ月以上もただ働きはさすがにきついです。
しかも、いま無職の身にとっては頭おかしすぎる行動です。
我ながら、情けないです。

引き受けてしまったから責任を感じているのですが行き過ぎています。
妻からも、おしかりを受けだしているし、自分自身もやるべきことが山積みなので、今月中で終わりにしたいです。

この「社会復帰」シリーズは、次で終わりにしたいと思います。

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