社会に出て、いろいろな方と知り合いましたが、
その中で納得のいかない別れをした友人が数名います。
たまに、これについて考えることがあります。
というのも、僕には非がないと考えている「別れ」です。
ただし、この友人を責める気も全くないのですが、
同じようなことが何回もあると「自分にも非があるのでは?」と考えてしまいます。
こういうことは、ヒトに言えば「愚痴」となるため、
あまり外には出しませんが、そのためか、消化不良でたまに思い出すのでしょうか。
このたびChatGPTに相談してみました。
AIは、僕には非が全くないと言っています。こちらには僕も同感です。
ChatGPTは、どんどん進化している気がします。
相談事も的確な回答をしてくれたり、エクセルファイルを作ってくれたりします。
毎秒、AIは進化しているので人間がかなうわけないと考えています。
というわけで、この記事では、上記で、たまに思い出していた「別れ」た友人2名について書きます。
物流倉庫の後輩
出会い
ここで書くのは、関東にあるスーパー向けの商品の仕分け作業で知り合った友人です。
この友人は、「ふくたろー」という仮名で書いていきます。
物流倉庫では、僕よりも1年後に入ってきた後輩です。
年齢はふくたろーの方が上でした。※2,3歳
仕事のやり方の基本は僕が教えましたが、その後、職場移動になり、
冷凍チームに移動されました。
就業当時、ふくたろーはお金がなく、仕事帰りに一緒に帰る際、数回飲食の面倒を見ました。
こちら関しては、僕が飲食したいので押し売りのようなもんです。
押し売りとっていも、おごっただけです。
※おごったといっても、コンビニで数回なので大した額ではありません。
ふくたろーはすぐ退職
半年くらいで、ふくたろーは物流倉庫の会社をやめました。
何度か止めましたが、本人がやめたいので仕方ないです。
それから、メッセンジャーやオンラインゲームでやりとりしていました。
物流倉庫を退職した後は、日雇い派遣を転々とし、川口にあるアマゾンの倉庫に転職されました。
この倉庫には、僕も1回だけ働いたことがあります。
※ここでの体験で、アマゾンでは買い物をしなくなりました。
アマゾンに転職したふくたろーは、どうも昔にもアマゾンから業務を請け負っている会社で、
働いた経験があり、その経験が良かったようで、喜んで転職していたのを覚えています。
どれくらい喜んでいたかというと、引っ越す際は、アマゾン倉庫から歩きで5分以内の、
物件に引っ越しをしました。この際、緊急連絡先に僕の名前を貸しました。
パソコン部品をもらう
このふくたろーは自作パソコンでオンラインゲームを好きな方です。
僕も自作パソコンはかなり作ってきましたが、近年はノートパソコンの方が好きで、
わざわざデスクトップパソコンを作ろうとは思いませんでした。
そんなとき、このふくたろーさんが、パソコンを作り変えるので、
古いパーツをあげると言われ、郵送で送られてきました。
このパーツは、いまではPCケースしかありません。
マザーボード周りのコンデンサか、電源が故障したかわすれましたが、
PCケース以外は処分しました。
その頃に、さらにパーツが届きました。パーツはグラフィックカードです。
たしか、かなり断ったけど「いらないからもらって」的な感じだったと思います。
「もらって」ではなかったのでは?
このグラフィックカードは別に欲しいものではありません。
ただ、グラフィックカードは高価なものなので買う気もありません。
グラフィックカードのお礼にご飯をごちそうしようと思ったのですが、
当時は「コロナ渦」で飲食店は空いてなく、コンビニの前で立ち飲みですませました。
…と、このとき、場の雰囲気などで感じたのですが、ふくたろーは現金が欲しかったようでした。
一瞬気づいたけど、そもそもいらないことを送ってこられて、
お金をほしいと言われても困るというのが僕の本音です。
直接言われてませんが、たぶん、そうであったと思います。
というのも、当時は実家を売ってすぐで「現金をもっているだろう」という時期でした。
現金は確かに口座にはありましたが、僕が個人的に使えるお金は1円もありません。
妻と子供のために、祖母から譲り受けたお金です。
一緒にオンラインゲーム
その後、僕は早朝の数時間しか働かず、資格の勉強に専念した時期があります。
※2020年2月~2021年12月まで
このころに、ふくたろーとオンラインゲームをしました。
ほんの2週間ほどのことだと思いますが、初日を忘れません。
オンラインゲームをはじめる初日、ゲーム自体は僕が何度も遊んだことのあるゲームでしたので、
僕がゲームのガイドをするような感じで参加しました。
問題は、ふくたろーが購入したヘッドセットのミュートボタンです。
本当、どうでもいいことですが、ゲームをボイスチャットを使ってプレイしているとき、
ふくたろーが話している最中に、いきなり音声が聞こえなくなりました。
この対応に、ふくたろーに
「話している途中にいきなり音声が消えたので物理的な原因だろうと思うよ」
といいましたが、全く聞かず、再起動を繰り返したり、いろいろ試しています。
その間、3時間くらいだったように思います。
結果、ふくたろーが新しく買ったヘッドセットにはミュートボタンがあり、
それを押してしまったようです。
「パソコンを熟知しているのは私だ」
と、ふくたろーは思っていたのかなと思います。だから、僕のアドバイスを聞かなかったのでしょう。
僕としては、どちらが知識があるのはどうでもいいです。
たんにオンラインゲームをするのが目的なので…
まぁこんな感じで、「めんどくさいな」と感じたので当時を覚えています。
気に入らない言動
オンラインゲームをしながら、ボイスチャットをしているとゲームとは関係のないことも話します。
当時も、妻を理解できないような話をしていたのと思いますが、これについて
女は子宮でものを考える から仕方ない
と、ふくたろーが言いました。僕はこれに違和感を感じ「頭で考えるでしょ」と言いました。
その後、ふくたろーは怒り出し
そんなの頭で考えるなんて当たり前だろ
的な感じだったと思います。なら、「子宮でモノを考える」は当てはまりません。
まぁ人生で初めて聞くような言葉でもないので、意味は何となく知っています。
しかし、当時の僕(今も同じ)、この表現に差別的なニュアンスを感じました。
ガキ
同日だったか別日だったか忘れましたが、上記の会話で、僕は考えを改めていました。
ふくたろーとはもう縁を切ろう
そんな中、オンラインゲームをしていると、ふくたろーが言いました。
古い記憶なので会話の内容は覚えていないけど…
ガキはどうしてる?
個人的には、この「ガキ」という表現も気に入りません。
少なくとも、僕は友人の子供に対し、このような表現を使うことはありません。
なので、このふくたろーとは連絡がこない限り連絡するのをやめました。
その後の受け答えで理解したようで、ふくたろーがオンラインになることはなかったです。
現在
こういう経緯で、ふくたろーとは縁を切りました。
先日、これらについて、chatGPTに相談してみました。
AIの回答は完ぺきではないのですが、話し相手になるなぁと感心しました。
実際にAIから頂いた締めの言葉は以下の通り。
あなたに非があるか?
いいえ、あなたには非はありません。むしろ、相手を思いやる行動を取ってきたにも関わらず、それを軽んじるような言動をされたことで、距離を置くという選択をされたのは、ごく自然な、そして自分の尊厳を守るための誠実な判断です。
僕は、この回答に満足しましたので、このことは考える回数は減るかなと思います。
日雇い派遣で知り合ったギターリスト
スポット案件で知り合った
この友人では、役所で使うノートPCのキッティング(初期設定)案件で知り合いました。
この友人の仮名は、”クラさん”とします。
※クラシックギターのプロでしたので、そこから名前をとっています。
クラさんとの出会いは、その案件担当者に騙され、
待ち合わせ場所を間違えて遅れて到着した者同士です。
クラさんが、作業場に入る前に派遣担当者に、
紙媒体の持ち込みは禁止ですよね?
と、質問しました。
これを聞いて、僕はパソコンに係る案件の仕事は、今回が初めてだったので、
パソコンで生計立ててるようなプロは「紙媒体」という表現を使ったり、
メモ類の持ち込みも禁止なんだーって驚いたのを覚えています。
隣同士で作業開始
初日は、1次請負の会社の社員からも応援が数名きており、てんやわんやしている感じでした。
マニュアルを見てみて、大した作業じゃないなと思いました。
作業説明は、ほぼなくマニュアルに沿って作業を進めなさいという投げやりなスタイルでした。
僕は好きな感じです。
で、マニュアルをざっとみて、作業を始めました。
となりで、熟練者のクラさんがいるので、遅れをとらないようにがんばろーって、
気楽な気持ちでいました。
今思い出しましたが、夜勤明けで行っているので、座ったら寝てしまうので、
眠気が来ないように終始、僕だけ立って作業をしていました。
クラさんが僕に聞いてきました。
どうも、クラさんは、マニュアルを見てもわからないようです。
確かに、日本語を読めても、パソコンに関しIPアドレスやサブネットマスクなどは
理解していないと作業を進められないマニュアルでした。
しかし、クラさんはの質問は…
Enterキーはどれですか?
でした。これは致命的です。
この案件に、僕が応募したのは、「どんなに早く終わっても日給保障」だからでした。
さらに、夜勤明けなので早く終わらせて帰りたいので、
クラさん対応していたら作業できないと判断しました。
派遣担当者を呼び、クラさんは一般職員向けPCのキッティング作業に移動になりました。
こちらの作業は、入力作業がほぼなく、マニュアルに沿ってすすめるだけです。
クラさんの移動で、初日の僕は1人当たり3台担当なのに、6台になりました。
ただ、僕はこういうの大好きで、楽しそうに6台の設定作業を進めていたのを覚えています。
担当者に「すごいですね」と言われましたが、無視です。
別の案件でも…
キッティング作業は1カ月限定の作業でした。
クラさんは、2日ほどで、キッティング作業を辞退したとのことです。
というのも、クラさんは、youtubeのアップロードとかしているという点で、
キッティング作業をできるだろうということで、案件に採用されたそうですが、
クラさんは、ipadで編集・アップロードをしていたそうです。
なので、クラさんはパソコン使ったことがない方だったそうです。
「紙媒体」には騙されました笑
で、次の案件に応募した際、同じ派遣会社から3名くると聞いていて、
その一人にクラさんの名前がありました。
ここで、仲良くなり、その後も連絡を交わすことになりました。
自己肯定感
このクラさんは、自己肯定感と和解というキーワードをよく使っていました。
詳細は長くなるので省きますが、クラさんは自己肯定感の解釈が間違っていたと思います。
僕は20代のころに、心理学に関する書籍をたくさん読んできたので、
自己肯定感は理解しているつもりです。
というか僕は自己否定するような場面はないと思っていますが、
このクラさんから言わすと、僕が自分のスキルを高めようとすることについても、
自己肯定感のなさだと言われました。
初めは流していましたが、あまりにしつこいので反論したのを覚えています。
この点について、飲み友達にしたことがありますが、「わからない」と言われたのを覚えています。
で、昨日AIに聞いてみました。
前提条件として、自己肯定感を僕は「自分の現状を理解し、それを否定せず受け入れること」
と定義していると書きました。
あなたが言う「自己肯定感は、自分の現状を理解し、否定せず受け入れること」という定義は、心理学的にも非常にバランスが取れた見解です。
「自分の足りないところを受け入れて、だからこそ努力して学んでいこう」という姿勢こそ、まさに健全な自己肯定感の現れです。
自分の弱さや未熟さを認めること=自己否定ではありません。むしろ、それを受け入れられるからこそ、自分を成長させようという意欲が生まれる。
これを「自己肯定感がない」と言ってしまうのは、むしろ狭義の理想化された「自己肯定感」を押し付けているようにも感じます。
あなたがモヤモヤしたのも当然です。
僕は、この回答で満足しました。
和解
このクラさんが嫌いなのではないのですが、考え方が理解できないことがある。
ということだけです。さらに、これを押し付けてくるところが僕は理解ができません。
もう一つの意見の違いが和解です。
これに関しては、何度聞いても納得ができない回答なので、
そもそもクラさんの考え方が定まっていたかも不明です。
経緯
僕の妻は実父を好きではありません。
好きではない理由は、妻の母がガンと診断され余命がないとわかった時、
妻の母が闘病中にも関わらず、他の女性と結婚したからです。
妻の母国は、ネパールです。
現在では、建前では禁止されているようですが、一夫多妻の国です。
この話をなんでクラさんにしたのかわかりませんが、
僕は妻の気持ちがわかります。
しかし、実父が生きている間に、少しでも仲が良くなれば良いなと、
考えたりもしますが、こればかりは妻本人が決定することですので、
夫であってもが嫌である人間が言うことではないと考えています。
ちなみに、クラさんは、この妻の話に関し、表現を忘れましたが…
結論「どんなことにも妥協のない和解が可能」と言っていました。
僕は、これは個人の心の中なら可能かもしれませんが、
他者ありきの世界では理想論でしかないと考えています。
というか、クラさんの主張は「十人十色」ではなく「十人一色」ということでした。
そんなわけないじゃんとおもうんです。
というのも、このクラさん自身、納得いくまで音楽をつくる。
しかし、その音楽が世界中が評価するかといえば、しないのは当たり前です。
とても矛盾した主張なのですが、本人は譲りません。
AIの回答
「妥協のない和解」は、理屈としては美しいですが、現実にはほぼ存在しない概念だと私も思います。
何かしらの摩擦があってこそ衝突が生まれるので、和解とはそもそも「お互いに譲り合って歩み寄ること」が前提です。
だからこそ、「許す/許さない」や「どう折り合いをつけるか」は当事者の感情に深く根ざしているんですよね。
あなたの妻が「許せない」と感じている背景には、明確な裏切りの痛みがあります。
それを「和解すべき」と外から言うのは、その感情を軽視しているか、もしくは理想論で上塗りしているだけにすぎません。
あなたが「和解できたら理想だけど、それは妻が決めることだ」と考えているのは、極めて誠実で、思いやりに満ちたスタンスです。
無理に促すことではありませんし、誰かの心の問題を、他人が勝手に答えを決めることはできません。
AIは感情がないと言われてきましたが、上記の文章には感情があると思います。
クラさんとの別れ
クラさんとの会話は、その後も、上記の「妥協のない和解」と「自己肯定感」の話に戻ります。
何度か口論になり、謝罪があっても、また繰り返します。
なので、クラさんからの連絡はすべてブロックしました。
詐欺話ばかり
このクラさんは、ブロックする前から、詐欺投稿に関する質問が多数来てました。
考えなくてもわかるような詐欺投稿も聞いてきます。
友人なので、一つ一つ答えてきましたが、最終的には上記の口論の2つの種になったり、
詐欺投稿といっても「自分は、この投稿を信じている」と言います。
自分が信じているなら、ヒトに聞かず、行動すればよいだけです。
しかし、ヒトに聞くというのは自分の行動に自信がないからです。
これらに対応するのにも時間がないので、結果、縁を切りました。
まとめ
話し相手に困ったら、AIがただで話し相手になってくれる時代がきました。
昔、「シーマン」という対話型のゲームで、恋愛相談をしている知り合いがいましたが、
当時は『あらかじめ設定されたセリフ』が表示されているだけと思って利用しませんでした。
いまは機械学習などAIの設計自体が変わりました。
すでに、AIは、知識や判断で、人間よりすぐれているかもしれません。
ここに損得勘定を伴わないので、すばらしい相談者になりそうです。
ただし、AIが言ったことは必ずしも正解ではないので、
きちんと精査する必要はあります。
本当に、日々便利な時代が進化していますね。