今日ははじめてハウスメーカーの建売を見学してきました。
建売見学後、家電メーカー母体のハウスメーカーの担当者に2回目の打ち合わせをしました。
と、最後に木造メーカーも見学。
以上の内容について、この記事で書いていきます。
ハウスメーカーの建売
いままで数棟、不動産屋の建売は見てきましたが、
ハウスメーカーの建売ははじめての経験でした。
本日は、移動が多いため、叔母に娘の子守をお願いいしての見学です。
建売のエリアは、20年以上前から開拓されてきたエリアです。
最近になり、かなり実勢価格が高騰しているエリアですが、
我が家では一番嫌いな立地です。
嫌いな立地理由は、交通の利便性(車移動除く)、商業施設の充実性など含めて判断すると、
現在の実勢価格の半分程度の価値程度だと我が家では判断しています。
本日は、駅から徒歩で25分くらいのエリアで、駅までの道を歩くと、
道中にコンビニは駅前にあるだけで何もありません。スーパーもありません。
すこし道を外れると、電気屋がある程度です。
小学校は市内でも、かなり新しい方なのでとてもきれいです。
数十年前にからある小学校と比べると…とても不公平さを感じるほど外観や設備が違いました。
物件については、見た目は素晴らしいかったです。
また建売だけど、間取りは棟ごとに設計されていると案内されました。
どれも素敵な住宅でしたし、小さい川の近くにある建売なので「大丈夫?」と思いましたが、
実際に見学してみると、そんなことはなく、庭でバーベキューなどもできますし、
川をはさんで対岸は畑しかないので、眺望もよかったです。
では、マイナス点を書いてきます。
まず、気になったのが窓の開閉時に発生する振動と音です。
「ゴロゴロ」と窓を動かすたびに小さな音と振動が目立ちました。
僕はここに安さを感じました。
続いて、階段で発生した「バキ」という謎の音。
単に歩行しただけ(階段から降りる際)で、かなり大きめな音が発生しました。
ここについては担当者に聞きましたが、納得できるような回答は得られませんでした。
エアコンの穴なし。建売では当たり前なのでしょうか?
エアコンの穴がない部屋がありました。理由については担当者に聞いてもきちんと答えれませんでした。
「全館空調なんですか?」と聞くと『いえ、ちがいます』ならば、エアコンの穴はあるべきだと思うのですが、なぜないのでしょうか。謎です。
この建売の値段はわからないのですが、担当者としては実際の物件を見てもらうということが、
わかりやすいということでしょう。おかげで、僕はこのハウスメーカーに魅力を感じなくなりました。
ありがとうございます。
家電メーカー母体のハウスメーカー
このメーカの展示場は、2回目です。
理由としては、女性の設計士が設計した建物と、その考えられた動線について見学したかったのが理由です。
道中のバスが遅れ、待ち合わせ時間に1時間ほど遅刻してしまいました。
担当者は2回目なのですが、快く迎えてくれました。
こちらの担当者は店長さんなので、経験も知識も他のハウスメーカで接客してくれた、
どの担当者よりも適格な答え(それらしい)が返ってきます。
こちらのハウスメーカーにはじめて来た時より、我が家も知識を持っているので、
より深い設備に関しての説明がありました。
このハウスメーカーとのやりとりで気になった点を書きます。
このメーカーでは、布基礎を採用しています。※3階以上はベタ基礎
その理由としては2階建てくらいの建物であれば布基礎で十分とのことです。
一般的に布基礎というと、コンクリの基礎の間に土がむき出しになっているのですが、
このメーカーでは、基礎の間をシロアリの違う薬剤の入ったシートを敷き、
そのあとに鉄筋をいれ、薄いコンクリを流し込むそうです。
そのため、上からみるとベタ基礎と同じですが、コンクリ厚が薄いため布基礎のようです。
この構造のおかげで、床下に部屋が作れるので、いま流行の床下の温度を一定に保つことが可能なのでしょう。またシロアリの侵入も防げるため、強い耐久性を実現できるのかなと思います。
またこのメーカーの特徴について、この日は説明をされませんでしたが、壁の下地材で、
珪藻土を含む素材が使われていたと思います。そのため、室内の湿気を吸いとり、室内を一定の湿度に保てると案内されたと思います。
展示場の見学をした感想。いまいちでした。
展示場の建物なので、立派なのは当たり前ですので、ここは全く評価対象外です。
考えられた動線…記憶にないので、他社の方が優れているものがあったと思うので、
建てられた当時は新鮮なものだったのかもしれませんが、現在では一般的なものかもです。
ここのハウスメーカーでは、バルコニーの端まで屋根を作れるのが特徴です。
とても自由度が高いのですが、コスト面は高すぎます。
どこぞの木造メーカーが気にこだわるように、こちらで珪藻土や光触媒などにこだわっているようです。
モノづくりをする会社ですので、商品にこだわるのはいいのですが、お客さんのこだわりにも対応してほしいかなと思いますが…これは僕の発想がおかしいのかもしれません。
住宅は贅沢品であると考えると、ブランド品ですので、高くて当たり前という発想に行きつくと思います。
となれば、先で説明したメーカーのこだわりがあって、高価な値段がつくのは当たり前なのでしょう。
うーん。こう考えると、僕はやっぱり賃貸でいい気がします。
発想の転換
鉄筋造住宅を候補に挙げてきたのですが、僕の考え方が変わってきています。
というのも、第一候補のハウスメーカーの分譲地を提案されたのですが、
その坪数は67坪くらいありました。坪数であれば、全く不要なほど広いです。
で、これくらいあると、平屋も選択肢です。
2階や3階建ての建物に比べると、平屋であるだけで地震強度強いと思います。
であれば鉄筋にする必要があるの?と考えてしまいます。木造で十分ではないかと思います。
ということで、気になっていた木造メーカーを見てみました。
このハウスメーカーは想像していたよりは坪単価が高かったです。
特徴を聞くと「地震に強いです」と言われていました。
ただ、この理由については、きちんと説明をしてくれませんでした。
担当してくれた営業マンの方が転職1年目だったようで、あまり説明が上手ではありませんでした。
まぁ仕方ないので、帰ってからyoutubeで、このハウスメーカーの耐震実験などを見ました。
地震に強いのは、本当のようですが、にわかに信じがたい動きでした。
というのも、鉄筋のような、地震の揺れに対しても、建物がゆがみません。
歪まないので、外壁のコーキング材が取れることもなく、無傷でした。
また内壁・外壁含めひび割れの一つもなく、まった無傷との動画撮影者の反応。
「本当に?こんな強いの?」
断熱効果でいえば、鉄筋よりも木造の方が強いと思います。
ならば、この地震にも強いとなると…鉄筋を選ぶ理由が全くありません。
というわけで、ハウスメーカーを13社くらい回って完全に迷子に陥りました。
木造と鉄筋造…どちらが僕の好みなのか、これから考えたいと思います。